MW WP Form バージョン 1.8.0 を公開しました。

主な変更点は以下の通りです。

  • フィルターフック mwform_validation_rules を追加
  • メール用に整形したデータを取得する API を追加
  • DB保存データの詳細ページに「対応状況」フィールドを追加
  • CSVに「対応状況」と「メモ」も出力するように変更
  • DB保存データの詳細ページから一覧に戻るリンクを追加
  • ショートコードの value 属性に null を渡したときは必ず空の値が設定されるように変更
  • WordPress の要求バージョンを 3.7 以上に変更

フィルターフック mwform_validation_rules を追加

バリデーションルールを追加できるフックを追加しました。MW_Validation_Rule クラスを継承したバリデーションクラスを作成し、それを渡します。

class class MW_Validation_Rule_Hoge extends MW_Validation_Rule {
	protected static $name = 'hoge';

	public function rule( $key, array $options = array() ) {
		// バリデーションルールを記述、エラーメッセージを返す
	}

	public static function admin( $key, $value ) {
		// 管理画面にバリデーションを設定するチェックボックス等を出力
	}
}

function add_hoge_validation( $validation_rules, $key ) {
	$validation_rules['hoge'] = new MW_Validation_Rule_Hoge( $key );
	return $validation_rules;
}
add_filter( 'mwform_validation_rules', 'add_hoge_validation', 10, 2 );

メール用に整形したデータを取得する API を追加

functions.php などでメール内容を変更する場合、これまでは引数で渡ってきた $data を直接参照する形でしたが、API が追加されたことで配列化どうかなど難しいことを気にせずに整形されたデータを取得できるようになりました。

$Data = MW_WP_Form_Data::getInstance( 'フォーム識別子' );
echo $Data->get( 'お名前' ); 

ダウンロード

今回は結構大幅に内部の構造を変更したので、フック等でカスタマイズしたりして使っている場合には不具合がでる場合があるかもしれません。必ず一度テストしてからバージョンアップを行ってください。