主な変更点は以下の通りです。
- X-Accel-Expires を出力して Nginx でキャッシュされないように変更。
- 管理者メール設定で CC を設定できるように追加。
- 管理者メール設定で BCC を設定できるように追加。
- 画面遷移時のデータの保持方法を PHP Session から Transient API 使用に変更
- カタカナバリデーションチェックで空白を許可(ただし空白のみはNG)
- ひらがなバリデーションチェックで空白を許可(ただし空白のみはNG)
- CSVファイル内で添付ファイルがID表示だったのをURL表示に変更
- メール設定画面で送信者・送信元に{キー}を使っていて、空白が返ったときに、送信者不明のメールが届いてしまうバグを修正
- WordPressの要求バージョンを 3.4 => 3.5 に変更
X-Accel-Expires を出力して Nginx でキャッシュされないように変更
これまで MW WP Form は Nginx に対応してていなかったので、リバースプロキシが有効な場合は画面がキャッシュされて正しく動作しませんでした。今回のバージョンから、X-Accel-Expires ヘッダーが 0 を返すようにしたので、X-Accel-Expires が動作するように設定されている環境であれば画面がキャッシュされず正しく動作するようになりました。
画面遷移時のデータの保持方法を PHP Session から Transient API 使用に変更
先日 WordCamp Kansai 2014 に参加した際に、@miya001さんと@horike37さんに「WordPress では PHP の Session は色々と問題がでる可能性があるので WordPress の Transient API を使ってデータを持ち回すようにしたほうが良い」とご意見を頂きました。一応問題のないところまで持ってこれたと思いますので、今回のバージョンからそのように方式を変更しました。お使いの方で、もし不具合やセキュリティ的な問題などありましたら、ぜひぜひご教授くださいませ。。
その他、よく要望をいただいていた「カタカナ、ひらがなバリデーションチェックでの空白許可」や、「管理者宛メール設定でのCC、BCCの設定機能」「CSVファイル内で添付ファイルの表示をID=>URL変更」といった追加変更も入れています。